経済後退で貧困人口が6400万人増加

タグ: 経済 貧困人口

発信時間: 2010-04-23 14:20:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

世界銀行が20日に発表した報告書「世界開発指標(WDI)2010」によると、金融危機と経済後退の影響で、極度の貧困人口が世界で新たに6400万人増えており、貧困撲滅に向けた取り組みは依然として厳しい情勢にある。

「国連ミレニアム宣言」の採択から10周年を迎える今年、「世界開発指標」はミレニアム開発目標の達成度と各国が抱える課題を考察することを目的としている。

報告書によると、2002年から2008年までの低・中所得国の年間経済成長率は6.2%で、1日の生活費が1ドル25セントに満たない貧困人口は1999年から2005年の間、3億2500人減少した。だが、金融危機の影響で、2008年の世界経済の成長率は1.9%に落ち込み、2009年には約2.2%となった。このため、極度の貧困人口が新たに約6400万人増えたとしている。

国際貿易の成長率は2008年、3%に落ち込んだ。2009年はさらに12%減少する見通しで、開発途上国の貿易成長率は約9%減少すると見られている。途上国に流れ込む個人投資は、2007年に1万ドル弱でピークを迎えた後、2008年は7650億ドルまで減少した。2009年はさらに低くなると見通しだという。

世界銀行は、極めて不均衡な世界の発展に警鐘を鳴らしている。世界各国の平均年収は最高の6万ドルに対し、最低はわずか280ドル。平均寿命は最高の83歳に対し、最低はわずか44歳だという。貧困問題を抱えている87カ国のうち、進展が見られるのはわずか49カ国で、低・中所得国のうち、41%の人口が依然として貧困から脱出できない状態にある。

「人民網日本語版」2010年4月23日

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