日本のカシオ計算機株式会社の樫尾和雄社長が先ごろ、人民網東京駐在記者・于青のインタビューに応えた。樫尾社長は既に80代だがエネルギーに溢れ、インタビューが始まってすぐにカシオの最新製品を取り出して記者に実演して見せ、新製品開発への情熱を表している。
1957年6月に樫尾氏の4兄弟は世界初の小型電動式計算機を開発、販売し、カシオ計算機株式会社を設立した。50年以上の歴史を持つ同社は現在、計算機、電子式腕時計、電子楽器、携帯電話、電子辞典といった製品分野に発展を拡大し、これらの製品は世界各地で人々に情報を獲得させ、便利な生活を提供している。
樫尾社長は同社のゼロから今日までの発明と、多くの利用者に満足と喜び、感動を与えてきた歩みを紹介した。カシオの新製品の登場により新たな文化が生まれ、関連産業の活性化をもたらしたことを述べ、また無限の可能性を持つデジタル技術をよりどころにカシオは新たな分野での挑戦を続けてゆくと語った。
カシオの名前は「樫尾」の日本語の発音「Kashio」から来ている。しかし製品ではなぜ「CASIO」と表示しているのか。訳を知りたい方は樫尾社長のインタビューをご覧いただきたい。
http://j.peopledaily.com.cn/94476/6969231.html
「人民網日本語版」2010年4月30日