国務院新聞弁公室の王晨主任は29日北京で、中国のネット人口は4億400万人に達し、インターネットの普及率は28.9%と世界の平均水準を上回ったと発表した。また携帯電話を使ってネットにアクセスするユーザーは2億3300万人いるという。新華社のウェブサイト「新華網」が30日伝えた。
今では99.1%の郷鎮と92%の行政村でインターネットが接続できるほか、95.6%の郷鎮でブロードバンドが開通し、3Gネットワークも全国をほぼ網羅している。2008年のインターネットの産業規模は6500億元にのぼった。
統計によると、過去16年で中国の情報産業は年間平均26.6%以上の伸びを示している。国内総生産(GDP)に占める割合はわずか1%から約10%にまで増加し、インターネットはすでに中国の低炭素経済に欠かせない新たな戦略的産業となっている。
「人民網日本語版」2010年5月2日