中国国家発展改革委員会の解振華副主任は5月8日、グリーン経済と気候変動対策国際協力会議の席上で、「中国は2010年末、エネルギー消費のGDP原単位を2005年比で20%減らし、再生可能エネルギーの割合を10%にするという目標を達成できる見通し。経済発展を維持すると同時に、二酸化炭素排出量を15億トン以上減らし、中国は世界の気候変動への対処に大きく貢献している」と述べた。
2009年末現在、中国の水力発電の設備容量は1億9700万キロワット、原子力発電の建設規模は2450万キロワット、太陽エネルギーを利用した給湯は1億4500万平方メートルで、いずれも世界一となっている。風力発電の設備容量は2200万キロワットで世界3位。農村メタンガスの使用は3650万世帯、人工造林の面積は1億4700万ヘクタールで世界1位、省エネ量は標準石炭換算で約4億5000万トン。再生可能エネルギーが一次エネルギーに占める割合は9%、森林カバー率は20.36%に達した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月11日