『上海証券報』
3大銀行が堅調 中央匯金が買い増しか
12日の株式市場は複雑な動きを見せ、後場寄り付き後に2600ポイント付近まで急落した。銀行株はそれに立ち向かう格好となり、銀行株14銘柄の上げ幅は平均3.01%に達し、A株は0.31%上昇した。うち、工商銀行の上げ幅は2.93%、建設銀行は2.18%、中国銀行は1%だった。3大銀行の上昇について、業界関係者は中央匯金投資が買い増しを行い、市場の自信を向上させる可能性があると分析する。
ヘッジ取引の需要高まる 金価格が最高値を更新
欧州の債務危機によるヘッジ取引、投資家の経済回復やインフレに対する懸念に後押しされ、金価格が続けて最高値を更新している。数日前と異なるのは、金価格が高騰すると同時に、欧米の株式市場にも安定の兆しが現れていることだ。