チベット自治区の農業牧畜地域を巡回している478の映画放映チームは今年、放映設備をすべてデジタル化させることにしている。
チベット自治区では2006年から、映画の放映設備を改善することに力を入れており、中国の国家放送映画テレビ総局の支持の下に、300以上の映画放映チームはすでにデジタル設備を使用し、16ミリのフィルム映写機をなおも使っているのは95チームだけとなっている。
チベット自治区映画公司のパバチンゾ社長は、「この95のチームの設備更新についての報告書は、すでに国家放送映画テレビ総局とチベット自治区の財政部門に提出した。そして、関係企業の協力をも求めている。今年中に、チベットの農村全域で映画放映のデジタル化を実現する予定だ」と発表した。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年5月17日