「投資の神様」と言われるウォーレン・バフェット氏はこのほど、バークシャー・ハサウェイ社の年次総会の後、中国の記者の取材に応じ、米国経済や中国経済に対する見方を語った。
中国経済は急成長しており、世界銀行は中国経済の今年の成長率予想を9.5%に上方修正した。このような中国経済は過熱気味なのかという質問に対し、バフェット氏は次のように答えた。
中国市場をよく理解しているわけでないが、中国経済の急成長は今後もしばらく続くと思う。もちろん、毎月、毎年順調に成長するわけではなく、挫折する時もあるはずだ。中国のここ20年の発展ぶりを振り返ればわかるように、中国経済は絶えず成長している。ところが、すべての経済国に現れたような数年続く景気低迷がないわけでもない。それは10年後、あるいは20年後に初めて現れてくるだろう。
「中国網(チャイナネット)日本語版」2010年5月20日