第二回中米戦略・経済対話枠組み内の戦略対話スポークスマン馬朝旭氏は24日、「中米双方は、国際問題において重要な共同の戦略的利益を持っており、協力では広いスペースがある」と述べた上で、国際問題と地域問題における両国間の協力と協調を強化するための五つの提案を行った。
①これまでの協力関係を強化し、イランの核問題と朝鮮半島の核問題などの双方の重要な利益にかかわるホットポイントについて意思疎通と協調を維持し、反テロ活動や核拡散防止などの分野における交渉と協力を強化すること。
②協力の過程では相手側の核心的利益と関心事を互いに尊重すること。
③公認の国際関係の準則を踏まえ、対話と交渉を通じて地域のホットポイントを平和的に解決すること。
④協力の過程では双方の矛盾と食い違いに冷静に対処し、一時の困難により中米協力の全般に影響を及ぼさないこと、
⑤新しい協力における重要点を育み、気候変動、エネルギー安全など分野の意思疎通と協調を展開していくことである。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年5月25日