国務院、『長江デルタ地区区域計画』を承認

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発信時間: 2010-05-25 11:46:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国国家発展改革委員会のサイトによると、国務院は『長江デルタ地区区域計画』の実施を正式に承認したことがわかった。これは『長江デルタ地区の改革開放推進と経済・社会発展に関する指導意見』、長江デルタ地区の実力と国際競争力の向上を着実に実施するための取り決めで、地域発展の全戦略を実施し、全国の経済の安定かつ比較的速い発展を促進するための重要な措置でもある。

『計画』では、長江デルタ地区の発展に関する戦略的位置づけについて、アジア・太平洋地区の重要な国際的門戸、世界の重要な近代サービス業と先進的な製造業の中心、比較的強い国際競争力を持つ世界レベルの都市群としている。2015年までに長江デルタ地区がいくらかゆとりのある社会を全面的に構築するという目標を率先して実現し、2020年までに近代化を率先して実現することが提起された。

また、都市化発展と都市・農村部の統一的計画、産業の発展と配置、自主革新と革新型地域の建設、インフラ建設と配置、資源利用と生態環境保護、社会事業と公共サービス、体制改革と制度革新、対外開放と協力の8方面における発展方向と重要任務が打ち出され、計画実施における政策措置が明確にされた。

長江デルタ地区は上海市、江蘇省、浙江省を含み、面積は21万700平方キロメートルに及ぶ。立地条件はよく、自然環境が良好で、十分な経済の基礎があり、体制は比較的整っており、都市体系が完備され、科学教育文化が発達している。全国で発展基礎がもっともよく、体制が整い、競争力がもっとも強い地域の一つで、中国の社会主義近代化建設において重要な戦略的地位を築いている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月25日

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