世界貿易関連調査案件、2期連続で減少

タグ: 世界 貿易

発信時間: 2010-05-27 17:39:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

世界銀行は25日、今年第1四半期(1-3月)には世界各国が発動した貿易救済措置としての調査案件数が減少し、世界貿易の保護主義的圧力が緩和されたとの見方を示した。環球網が米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」の報道として伝えた。

ある統計によると、同期に発動された調査案件は27件で、前年同期比20%減少し、2四半期連続での減少となった。減少に転じる前の2009年第3四半期(7-9月)には、案件数が46件でピークに達し、4四半期連続での増加となった。

また今年1-3月には調査を経て最終決定が下された案件数が12件にとどまり、前年同期の半分に減少するとともに、08年第2四半期(4-6月)以来の最低を記録した。

中国はいまだに貿易救済措置の最大の目標国だ。新たに発動された案件の47%とすでに措置が取られた案件の82%が、中国を対象とするものだ。

「人民網日本語版」2010年5月27日

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