国連、今年の中国の経済成長率を9.2%と予測

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発信時間: 2010-05-27 18:08:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国連はこのほど発表した報告の中で、今年の中国の経済成長率は9.2%に達し、2011年は8.8%になるとの予測を示した。中新網が伝えた。

国連経済社会局(UNDESA)は26日、半年前に発表した報告書「2010年世界経済の現状と展望」を修正した。同報告書は今年の世界経済の成長率を3%と予測しつつ、成長ペースがにぶっていることや各国の復興状況がアンバランスであることなどから、この成長ペースは雇用の伸びを促進する上でそれほど大きな効果を上げないと指摘する。

同報告の予測によると、今年は先進国全体の経済成長率は1.9%にとどまり、うち米国は2.9%、欧州連合(EU)はわずか1.0%と予測される。一方、アジア地域の経済成長ペースは急速に伸びており、特に中国、インドの両国が突出している。インドの今年の経済成長率は7.9%、来年は8.1%に達することが予想される。

同報告は、各国政府が財政刺激プランや拡張的な通貨政策を打ち出したことにより、世界の多くの経済体では09年後半から今年初めにかけて経済が下げ止まって上昇傾向に転じたとし、今年の世界経済の成長率は3%、来年は3.1%に達すると予測する。

同報告によると、現在、多くの国で失業者数が過去最高レベルに達している。09年は世界全体で3400万人が職を失い、低賃金労働に従事する人が約2億1500万人増加した。

「人民網日本語版」2010年5月27日

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