日本の大手自動車メーカー「ホンダ」の中国にある部品工場で続いているストライキについて、部品工場は28日、地元政府の仲介の下、労使の話し合いを進めていることを明らかにした。
ストライキが起きたのは、中国南部、広東省仏山市にあるホンダの部品工場。従業員は待遇に不満を訴え、今月17日からストライキを続けている。報道によると、このストライキの影響で、中国国内にあるホンダの完成車工場全てが操業停止を余儀なくされたという。
部品工場は28日、声明を出し、「会社としては、従業員側と積極的に協議し、労使とも満足のいく解決策をできるだけ早く考え出したい」との姿勢を示した。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年5月28日