17日から続いている広東省仏山市にあるホンダ部品工場でのストライキが中国メディアの注目を集めている。
国務院発展研究センターの『中国経済時報』は「生存可能条件の最低ライン上に立たされた作業員たちが抵抗を始めた」とした。
北京大学経済学院の夏業良教授は「中国人従業員と日本人従業員の賃金の大きな格差は間違いなく不合理なものだ」と非難した。
上海の『毎日経済新聞』は「従業員は弱者で、地方の経済成長を優先する政府と労働組合は従業員の利益を十分に守らなかった」と指摘した。
北京の『新京報』は「作業員たちは賃上げ、契約更新、労組再編を要求している。労使交渉が妥結しておらず、ストライキはまだ続いている」とした。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年5月28日