「戦略的新興産業計画」 7つの重点分野が決定

タグ: 中国 産業 新興産業

発信時間: 2010-06-08 17:12:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の国家発展改革委員会、科学技術部、財政部、工業情報化部は2010年年初、『戦略的新興産業の形成加速に関する決定(草案)』を共同で作成し下達した。関係筋によると、それから半年にわたる意見のすり合わせで5月下旬、戦略的新興産業計画の方向性が7分野と23の重点項目に整理された。7分野は▽省エネ・環境保護▽新興情報産業▽バイト産業▽新エネルギー▽新エネルギー車▽ハイエンド機械製造業▽新素材。「戦略的新興産業計画」は9月にとりまとめられ、その後各分野の具体的発展計画および関連の支援政策が続々と打ち出される見通し。国営新華社通信のウェブサイト「新華網」が伝えた。

同計画は中国政府が打ち出した産業計画としては「4兆元投資計画」に続く大規模なものになると見られている。その狙いは発展構造の根本的な転換にある。

7分野は具体的な重点項目として以下のように下位分類されている。省エネ・環境保護は▽高効率・省エネ▽先進的環境保護▽循環利用。新興情報産業は▽次世代通信ネットワーク▽モノのインターネット▽「三網融合」(通信・放送・インターネットのネットワーク融合)▽新型フラットモニター▽高性能IC(集積回路)▽ハイエンド・ソフト。バイオ産業は▽バイオ医薬▽バイオ農業▽バイオ製造。新エネルギーは▽原子力エネルギー▽太陽エネルギー▽風力エネルギー▽バイオマス。このほど注目を集めている新エネルギー車は▽プラグイン型のハイブリット車(HV)▽電気自動車。ハイテク機械製造業は▽航空・宇宙▽海洋プロジェクト設備▽最先端のインテリジェント設備。新素材は▽特殊機能▽高性能の複合素材。

「戦略的新興産業計画」は「10大産業振興計画」に続く新たな重大措置だと見られている。また複数の部・委員会が関わっており、政府による今後の大規模投資が期待されているため、「4兆元投資計画」以来の大規模な産業投資計画だとも言われている。

ただ「4兆元投資計画」と本質的に異なるのは、今回の投資計画が発展モデルの転換という根本的変革を狙ったものだということだ。国家発展改革委員会の張暁強副主任は「前回の『4兆元投資計画』と『10大産業振興計画』はいずれも内需拡大とインフラ建設強化という視点に立ち、伝統産業の建て直しを見据えたものだったが、今回の『戦略的新興産業計画』は新興産業プロジェクトにシフトしている」と述べた。

「人民網日本語版」2010年6月8日

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