09年の経済成長率は9.1%に修正

タグ: 中国 経済 GDP

発信時間: 2010-07-05 17:34:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国家統計局がこのほど発表した2009年の国内総生産(GDP)に関するデータ修正の公告によると、おおまかな改訂の結果、09年のGDP(現価)は34兆507億元に達し、速報値に比べて5154億元増加した。不変価格のGDP成長率は9.1%で、速報値に比べて0.4ポイント上昇した。

改訂後の産業別GDPをみると、第一次産業は3兆5226億元(速報値比251億元減)に上り、成長率は速報値と同じ4.2%だった。第二次産業は15兆7639億元(同681億元増)、成長率は同0.4ポイント上昇の9.9%だった。第三次産業は14兆7642億元(同4724億元)、成長率は同0.4ポイント上昇の9.3%だった。

GDPデータに対して何度も改訂を加えるのは、各国でよく行われるやりかたであり、中国のGDP改訂制度における重大な改革の一つでもある。03年に国務院の承認を受けて、同局は「わが国のGDP改訂・データ発表制度に関する改革」を制定し、GDPの改訂に必要とされる基礎資料の獲得可能性、時間的有効性、全面性への要求に基づいて、GDPの改訂では速報値の計算、おおまかな改訂、最終的な改訂の3つの段階を踏まなくてはならないことを明確にした。速報値の計算は進度に関する統計資料を土台として計算するもので、おおまかな改訂は専門の統計年報資料、一部業界の財務関連資料、サンプル調査の資料を土台として計算し、最終的な改訂は専門の統計年報、部門別の財務関連資料、財政決算資料を土台として計算する。同局もこのほど、09年の統計年報資料、一部業界の財務関連資料、サンプル調査の資料に基づいて、09年GDPのおおまかな改訂を行った。

「人民網日本語版」2010年7月5日

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