新条例が国際的に
この度公布されたリコール新条例(意見募集稿)に対し、専門家は一つの進歩だ、と評している。
自動車業界シニア評論家である賈新光氏は「これまでの自動車リコール関連の法令は不足点が非常に多くあり、処罰規定も甘かった。この度の新条例(意見募集稿)ではより厳しい処罰を科すようになっている」と述べている。
著名な自動車評論家である鐘師氏は「今までの自動車リコールの法令は厳格さに欠けており、監督管理も非常に甘く、海外のそれと比べるとその差は歴然としていた。今回発布された新規定(意見募集稿)は国際的なやり方に則ったものである。早急に正式版としてバージョンアップすべきものである。だが、これはリコール義務を即座に行わなかった自動車メーカがすべて刑事あるいは民事責任を負う、というものではない。重大事件が発生し消費者からのクレームがあった場合を除き、一般的な状況下では、国外と同じように、自動車メーカへの処罰を大きくするだけにとどまるべきである」と述べている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年7月6日