中国国家外国為替管理局はこのほど、中国の外債に関する第1四半期(1-3月)のデータを公表した。2010年3月末現在、中国の外債残高は4432億3600万ドルとなった。うち登録済みの外債残高は2764億3600万ドル、貿易による貸付残高は1668億ドル。
債務期限から見ると、中長期外債(余剰期限)残高が外債残高に占める割合は37.69%、短期外債(余剰期限)残高が外債残高に占める割合は62.31%。以上の数字には香港・マカオ経済特区および台湾地区の対外負債は含まれていない。債務の種類別に見ると、国際商業貸付が主で、通貨の構成から見ると、ドル債務が主となっている。中長期債務は主として製造業と交通運輸業、倉庫業、郵政業などインフラ建設に用いられている。
「人民網日本語版」2010年7月6日