中国初の時速350キロを誇る高速鉄道「武漢-広州高速鉄道」が開通して半年を迎えた。速度と輸送能力を備えた近代交通の大動脈として、沿線にある湖北省、湖南省、広東省の結びつきを強め、「3時間経済圏」を形成している。その顕著な特徴として、沿線観光の盛り上がりが挙げられる。「武漢-広州高速鉄道」の開通後、春節(旧正月)連休期間の地方からの観光客数は前年同期比187%増、海外からの観光客数は同75%増となった。うち高速鉄道を利用して広東から武漢を訪れた観光客数はのべ5万人を超え、団体客はのべ2万人を上回った。うち高速鉄道の利用客は観光客全体の65-75%を占めている。国営新華社通信のウェブサイト「新華網」が伝えた。
「人民網日本語版」2010年7月6日