女性用衣類の専門店をネットに開設する張健さんによると、本来は商売の閑散期に入っている店舗に酷暑が新たなビジネスチャンスをもたらした。現在は本来なら夏物衣料の閑散期にあたる。女性はとっくに夏服の買い物を済ませているし、秋にはまだ遠いからだ。だが酷暑のため、店に買い物に行こうと考えていた人たちがネットショッピングに流れてきた。それで最近は商売が順調なのだ。
衣類の通信販売により、多くの人が暑い中を出かけていく煩わしさから開放された。一方、速達会社のスタッフたちは強い日差しの中、市内のあちこちを配達に駆け回っている。
匯通速達のあるスタッフは最近、仕事量が明らかに増えてきたと感じるという。同スタッフによると、一番大変なのは焼け付くような日差しの中で客が荷物を取りに出てくるのを待っている時で、特に気温が最高になる昼の時間が大変だという。今は毎日午前8時に会社を出て11時に会社に戻り、午後は3時から7時まで働き続けるのだそうだ。
7日と8日は雷混じりの雨の予想だが、同スタッフにとってはまさに「恵みの雨」だ。ここ数日続いた北京の高気温がいくらか下がると予想されるからだ。
「人民網日本語版」2010年7月7日