国際市場が動揺する中で、中国の外貨管理局は安全性、流動性と収益性の原則に基づいて、外貨準備構造に対して「多様化」の戦略的微調整を行ってきた。
日本の財務省が公表した過去のデータを見ると、中国は今年上半期に月を追って日本国債を買い増しており、特に欧州の主権債務危機が最も深刻な5月に日本国債の購入テンポを加速させている。これにより、今年1~5月の中国の日本国債買い越し額は1兆2700億円を上回った。
これまで、中国国家外貨管理局は「中国の外貨準備の運用は責任ある長期的投資であり、一貫して分散投資の原則を堅持している」と繰り返し強調してきた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月9日