『上海証券報』
外貨準備の伸びが減速 外貨流入圧力は引き続き縮小
中国人民銀行が11日に発表したデータによると、6月の中国の外貨準備増加に伴う自国通貨の放出額は1171億4900万元で、5月に続いて減少した。これは中国の外貨流入圧力が低下したことを示している。
6月のCPIは前月比下落 インフレの勢い衰える
6月のマクロ経済データがまもなく明らかとなる。6月の中国の消費者物価指数(CPI)は5月に続き下落となり、基数が低いことから前年同期比の伸び率は5月を上回り、3.4-3.5%になる見通し。専門家の間では、中国のインフレ圧力は低下しつつあり、インフレの勢いは衰えているとの見方が強い。