国産大型旅客機プロジェクトの着陸装置システムおよび、ホイール、タイヤ、ブレーキシステムに関する協力意向書が10日、長沙で調印された。これにより同プロジェクトは、システム設備のサプライヤー選択と国内外サプライヤーとの協力面で新たな成果を得たこととなる。「長沙晩報」が11日に伝えた。
同プロジェクトでは2014年までに、長沙で製造された着陸装置システムとホイール、タイヤ、ブレーキシステムを採用した大型機の初フライトが実現し、2016年には第一機が納品先に引渡される予定。
調印式典では、中国商用飛機有限責任公司と中航工業着陸装置公司、ドイツLiebherr社が着陸装置システムの協力意向書に、中国商用飛機公司と湖南博雲新材料株式有限公司、長沙シン航ホイール・ブレーキ有限公司、米国honeywell社がホイール、タイヤ、ブレーキシステムの協力意向書にそれぞれ調印した。
「人民網日本語版」2010年7月12日