新エネルギー車の時代を迎える中国自動車市場

新エネルギー車の時代を迎える中国自動車市場。

タグ: 中国 自動車 市場 新エネルギー車

発信時間: 2010-07-13 17:15:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

一方、中国の選択はほぼ明確になっている。苗副部長によると、新エネルギー車の技術路線は、電気自動車を中心に複数の新エネルギー技術が共存した発展モデルとすることでほぼ確定しているという。6月1日に発表された「新エネルギー車の個人購入を対象とした補助策の試験実施に関する通知」で、プラグイン型のハイブリッド車には1台に付き最高5万元(約66万円)、電気自動車には最高6万元(約77万円)の補助金を支給することが定められた。

だがこの決定は物議をかもしだしている。電気自動車には発展の将来性が全くないとする反対意見と、中国は電気自動車をこのまま発展させて一足飛びの戦略を実施するべきとする賛成意見が対立している。

筆者は、電力供給とコストの面で中国は電気自動車を発展させる資源的優位性を持つと考えている。中国はリチウム電池に必要なリチウム資源の貯蓄量が世界で2番目に多い。また電力供給も十分で、2030年に電気自動車の保有台数が2億台に達したとしても、電力部門の見通しによると、消費電力は発電量の10%に満たないという。

「人民網日本語版」2010年7月13日

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