中国工業情報化部原材料工業司の陳燕海司長は7月20日、合併・再編、立ち遅れた生産能力の淘汰などを通して、鋼鉄企業を現在の約800社から約200社に大幅に減らすと発表した。
国務院新聞弁公室が20日午前に開いた上半期の工業通信業経済運営状況に関する記者発表会で、陳燕海司長は「工業情報化部が公布する『鉄鋼業界生産経営規範条件』の目的は、鉄鋼業界の生産・経営秩序をさらに規範化することで、合併・再編と立ち遅れた生産能力の淘汰を通して、鉄鋼企業を現在の800社から200社に減らす」と述べた。
『鉄鋼業界生産経営規範条件』は関係部門がプロジェクトを審査・許可する一つの基準となり、鉄鋼業の投資と生産能力の速すぎる増加の抑制を目的としている。
これまでに、中国国務院は6月下旬、実力のある大型鋼鉄企業を6-7社育成し、国内の鉄鋼企業上位10社の生産量が全国に占める比率を2009年の44%から2015までに60%以上に高めることを提起した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月21日