数年来、日本企業は高級製品を販売し、技術を向上することで業績を伸ばしてきた。しかし今や日本人の目はソニー製品からアップル製品に向かっている。日本でiPadが発売されると、数時間も並んでiPadを買い求める客の姿がみられた。今後日本製品はどうなるのか?メディアの「iPadの衝撃」報道を見ていると、米国人も驚く先進技術の製品を製造してきた得意満面の日本はどこへ行ってしまったのかと問いたくなる。
アップル社は日本で金鉱を掘り当てたと言う人がいる。なぜならiPadは高齢者に最適な道具だからだ。iPadは間違いを修正する能力が非常に高く、指が動かせさえすればタッチパネルでインターネットや読書ができる。日本が高齢化が最も深刻な国であることは周知の事実だ。高齢人口は世界最多で全人口の22%を占め、世界平均の3倍に近い。
iPadは年齢を問わず手にできる。各年齢層がアップル社にとっての金鉱となる。アップル社はこの金鉱をどう掘り当てたのか?日本のメディアは議論の中から一つの答えを見出した。「高額の企業税のおかげで、ジョブス氏のアップル社はソニーの活路を塞ぐにはいたっていない。日本企業を追い込んでいるのは創造力の枯渇だ」
「人民網日本語版」2010年8月10日