ドイツ「Bild」紙が9日、ドイツ商工会議所(DIHK)の話として伝えたところによると、中国はドイツで最も重要な輸入国となった。「環球網」が伝えた。
今年に入って中国はドイツにどの国よりも多い約650億ユーロの製品を輸出した。今やドイツに輸出される製品は廉価なアパレルや玩具だけでなく、携帯電話やノートパソコン、DVDプレーヤー等の電子製品も含まれる。米「ニューヨークタイムズ」紙は、ドイツ企業はロシアなどの他の国で商売するより中国で商売したほうが、自国経済を救済できると気付いたと報じた。ドイツ企業は今では中国でのエンジニアやコンピュータのスペシャリスト育成、設備更新に巨額の資金を投じ、ドイツ最大の流通グループ、メトロも中国で次々と店をオープンしようとしている。それだけでなく、ドイツ企業はドイツ政府に対し、中国への関心をさらに活発な行動に移すようにも呼びかけている。
「人民網日本語版」2010年8月10日