上海株式市場と深セン株式市場の1191社の上場企業が行った2010年の中期業績報告によると、総営業収入と純利益はそれぞれ38.68%と58.50%の増加だった。
『上海証券報』が集計したデータでは、今月22日までに上海と深セン両株式市場の上場企業1191社が、中期報告や上場公告書などの形で上半期の経営業績を公開し、最近上場した4社を除いて、データの比較が可能な1191社の今年1~6月の総営業総収入は2兆1230億元で、純利益は2064億元、前年同期に比べて38.68%と58.50%の増加だったことが分かった。
中小企業向け市場の上場企業「中小板」の業績の伸び率は、新興企業向け市場の上場企業「創業板」をはるかに超えている。315社の「中小板」の上半期の純利益は190億3000万元で、同期比42.08%増、8 1社の「創業板」の純利益は24億6300万億元で、同期比26.87%増だった。
1191社の76%を占める909社は、前年同期に比べて利益が増え黒字に転換。中でも99社の純利益の伸び率は3倍以上で、安納達を含む32社に至っては10倍以上の大幅増になっている。こうした企業の利益が大幅に増えたのは、昨年同期の純利益の基数が低かったことによる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年8月23日