上場会社の2010年中間報告が完了した。中国証券報のデータセンターによると、上半期の業績を発表した上海・深セン上場の1947社の売上高は総額7兆9556億7700万元、純利益は総額7849億8500万元、加重平均EPS(1株当たり利益)は0.254元、加重平均ROE(株主資本利益率)は8.021%、1株当たりの営業活動キャッシュフローは0.523元だった。1991年と92年の比較不可能な状況(Windinによると、この2年の上場会社中間決算の加重平均EPSは1元超)を除くと、上半期は1947社の加重平均EPSが過去最高となった。
今年上半期の上場会社の業績は大幅に回復し、純利益の前年同期比伸び率は3年ぶりの最高となった。統計によると、比較可能なデータのある上場1933社の上半期の売上高は7兆9320億8100万元で前年同期比42.22%増、純利益は7762億1600万元で同41.17%増だった。
またWindinの統計によると、30日までに、両市場の714社が2010年1-9月の業績見通しを発表した。8社が業績は「不確か」としたのを除き、390社が増益を見込んでおり、その割合は54%に達した。そのほか、69社が黒字転換、87社が引き続き黒字になると予想。減益見通しは60社、赤字計上見通しは100社で、全体の14%を占めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年8月31日