ロシアのプーチン首相は、ロシアは強大な中国を目にすることを望むべきで、中国経済の急成長を恐れるべきでないとの見方を示した。「ロシア・ノーボスチ通信社」が伝えた。
プーチン首相は極東の視察中にテレビ番組「ロシア24」の取材に応じ、「裕福で繁栄した隣国がいるのは、貧しく弱く、援助をよく必要とする隣国がいるよりずっと心地いい」と述べた。
また、ロシアは日用品の生産で中国を超えようと努力すべきではなく、ロシアの競争優位はハイテク分野にあると強調。「私たちは中国で数百万、さらには数十億の特殊技術設備と武器を販売する。ハイテク製品を売って、さらに多くの日用品を購入する。ロシアは安価な日用品の生産で中国と競争する必要があるとは思わないし、この面で中国を超えるとは限らない」と語った。
さらにプーチン首相は、「ロシアの競争優位はハイテク製品の生産にある。この道を歩んでいけば、様々な機会を得ることができると信じている」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年8月31日