中日両国、長期的な視野で着実な協力を

中日両国、長期的な視野で着実な協力を。

タグ: 中日 協力

発信時間: 2010-08-31 17:09:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

09年の中日貿易総額は2288億5千万ドルで、中国の対日輸出額は979億1千万ドル、輸入額は1309億4千万ドルだ。今年1-7月の中日貿易額は前年同期比34.9%増加の1676億7千万ドルに達した。同期の日本の対中直接投資は同1.2%増加の23億5千万ドルだった。7月に日本政府が中国人旅行者向けの短期観光ビザ(査証)の発給要件を緩和したことを受けて、1-7月に日本を訪れた中国人観光客数は同38%増加ののべ119万人に達した。通年では昨年の2倍を超えるとみられる。中国のモデル都市・モデル農村建設での協力を強化することが、未来の中日協力の新しいモデルの一つになる可能性がある。

中国についていえば、国内総生産(GDP)で日本を追い抜き、世界2位に躍進する可能性があるが、一人当たりGDPは日本の約10分の1しかない。中国経済の質と科学技術水準は日本とでは大きな開きがある。中国は小康社会(ややゆとりのある社会)の建設とともに豊かになるという目標を達成するために、中部・西部の開発と都市化のペースを加速し、産業構造のグレードアップや世代交代を達成し、国内民間企業と海外企業の投資や参入をより多く受け入れていかなければならない。中国は国際金融危機に効果的に対処すると同時に、第12次五カ年計画(2011-15年)を策定中で、日本との協力を強化する必要もある。中国は低炭素経済、循環型経済、汚水処理、雨水の排水、災害対策などを発展させるために、特に日本の経験、理念、技術に学ぶ必要がある。

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