クレジットカード世界最大手の米ビザと太平洋アジア観光協会(PATA)が行った調査によると、アジア太平洋地域の旅行市場は景気を盛り返しつつあり、向こう2年間の旅行者数は中国がアジア太平洋地域で最多になる見通しという。中国紙、京華時報が伝えた。
調査は向こう2年間の旅行計画についてアジア太平洋地域の在住者を対象に実施。調査によると、中国大陸部の旅行意欲が国内旅行、海外旅行を問わず、最も強く、平均の旅行予定回数は少なくとも7回。その後にはシンガポールが続き、旅行予定回数は6回だった。
国内旅行の予定回数が最も多かったのはアジア太平洋地域で、最多が中国大陸部(国内旅行の予定回数は約5回)、その後にマレーシア、ニュージーランド、インド(少なくとも4回)が続いた。
「人民網日本語版」2010年9月9日