国連貿易開発会議(UNCTAD)は7日、アモイで『2010-2012年世界投資展望調査報告』を発表した。報告によると、中国の対外直接投資の増加は注目され、2010年から2012年の世界で2番目に潜在力のある対外投資国となった。
UNCTAD投資・企業局の詹暁寧局長は、「各国の投資促進機関からの回答に基づくと、中国は米国に次ぎ、世界2番目の2010-2012年の潜在力のある対外投資国となり、ドイツ、イギリス、フランスを超えた」と話す。
また詹暁寧氏によると、中国の対外投資は過去10年は量が飛躍的に増加したが、向こう10年は質が向上する見通し。中国企業の対外投資は少量投資、分散投資から集約型投資、産業チェーン型投資に発展すると予想される。