米経営コンサルティング企業・アリックスパートナーズ(AlixPartners)が発表した「2010年世界の商用車産業の展望報告」によると、商用車の生産台数で中国は世界シェア49%を占め、世界最大の製造国となった。昨年、世界の商用車の生産台数は29%落ち込んだが、中国では逆に22%増加。今年上半期の中国の商用車市場はさらに76%伸びた。新京報が伝えた。
報告によると、中国の主要商用車メーカーは売上拡大によって開発力を高め、世界シェアを伸ばしているという。なかでも東風、中国一汽、中国重汽、福田汽車、陝西汽車の5社は商用車の生産台数で世界トップ15に入っている。
中国の商用車市場はリーズナブルな価格を武器に、アフリカや東南アジアなど発展している新興市場や国内市場のニーズに応え、勢いを増している。
「人民網日本語版」2010年9月13日