米新聞大手ダウ・ジョーンズ社の情報筋が10日明らかにしたところによると、中国は日本向け一般炭(発電用石炭)の長期契約を来年4月から5年間延長する見通しという。
新しい契約では、中国が年間400-600万トンの一般炭を日本に供給する。近年は中国国内でもエネルギー需要が急増しており、中国もエネルギー純輸入国に転じている。そのため、日本の電力会社からは中国炭の供給打ち切りを懸念する声も上がっていた。両国間の一般炭供給契約は1980年以来、5年に1回延長され、現在の5年契約は来年3月末に期限を迎える。中国経済日報のウェブサイト、中国経済網が伝えた。
「人民網日本語版」2010年9月14日