温総理:中国経済の発展が世界経済の回復をけん引

温総理:中国経済の発展が世界経済の回復をけん引。 国務院の温家宝総理は13日、夏季ダボス会議の開幕式で挨拶した際、「中国経済の発展は多国籍企業に重大な発展のチャンスをもたらし、主要経済国と周辺国に大量の需要を作り出し、世界経済の回復の重要なけん引力となっている」と述べた…

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発信時間: 2010-09-14 11:41:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

温総理:中国経済の発展が世界経済の回復をけん引

世界経済フォーラム2010年新指導者年次総会が13日、天津で開幕し、国務院の温家宝総理が開幕式に出席、挨拶した。温総理は挨拶の中で、「中国経済の発展は多国籍企業に重大な発展のチャンスをもたらし、主要経済国と周辺国に大量の需要を作り出し、世界経済の回復の重要なけん引力となっている」と述べた。

温総理は以下のように話した。中国は積極的な財政政策と適度な通貨緩和政策を実施し、その刺激力はかつてないほどだ。また、財政・金融のリスクを抑制した。ここ数年、中国の財政赤字と国債規模はそれぞれ国内総生産の3%以下と20%前後を維持している。銀行資産の質とリスク防止能力は高まり、自己資本比率と不良債権率はそれぞれ11.1%と2.8%で、いずれも安全な範囲内にある。

突然の国際金融危機の影響に対し、中国が通常を超える政策措置を採るのは必要なことで、これらの政策措置が積極的な役割を発揮すると同時に、マイナス効果をもたらすのも避けられないことだ。重要なのは、これらの影響を受容可能な範囲内に抑えることだ。この角度から言って、中国はプラスとマイナスの関係を適切に処理しており、全体的に効果は良好と言える。

中国は一連の計画を実施し、中国経済の安定と比較的速い発展を維持しただけでなく、世界経済の回復にも大きく貢献した。主要先進国の経済がマイナス成長となっているとき、中国などの発展途上大国の経済は急速に回復し、比較的速い成長を維持していることで、世界が国際金融危機に打ち勝つ自信を高め、世界経済に強い成長の原動力を与えた。

中国の2009年の輸入額は1兆56億ドルで、貿易黒字は1020億ドル減少した。今年1-7月の輸入額は7666億ドルで前年同期比47.2%増、貿易黒字は同226億ドル減少した。これは、中国経済の発展が多国籍企業に重大な発展のチャンスを与え、主要経済国と周辺国に大量の需要を作り出し、世界経済の回復の重要なけん引力となっていることを示している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月14日

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