中国民政部と海南省人民政府は15日、「海南民政事業の改革発展を共同で推進し、海南国際観光島の建設を促進する協力協議」を取り交わした。協議内容に基づき民政部は、観光客に便利な宝くじを提供するため、海南省の革新的な宝くじの運営モデルを支援する。「中国新聞網」が伝えた。
海南省で現在発行されている福利宝くじはいずれも政府が統一発行している「双色球」や「3D」といった宝くじだが、今回取り交わした協議により、今後は国際観光島の建設に結びつけ、宝くじ事業に力を入れていく方針だ。海南省では国外の成功経験を参考に、観光客に歓迎される新しい宝くじを導入し、宝くじによる多種多様な遊び方を提供しようと考えている。宝くじと観光業の組み合わせを積極的に研究し、福利宝くじと観光産業を結びつけることで、観光客により便利な宝くじが提供されるようになる。民政部は海南省の宝くじ事業の発展を支援するとともに、政策面や技術面で指導やサポートを行っていく方針だ。
「人民網日本語版」2010年9月17日