中国石油長慶油田公司の石油・天然ガス総生産当量は2015年までに5千万トンに達し、中国の石油生産分野における第2の大慶油田となる見込み。「新華網」が伝えた。
長慶油田の探査エリアは主に陝甘寧盆地で、探査・開発・建設は1970年からスタートした。22カ所の油田・ガス田を発見し、うち油田は19カ所。03年から07年12月にかけ、わずか4年間で1千万トンから2千万トンへの飛躍を遂げた。
長慶油田の石油・天然ガス生産量はここ数年で着実に成長しており、09年の石油・天然ガス生産当量は3千万トンを突破、大慶油田に次ぐ第2の油田となった。
甘粛省慶陽市は、長慶油田の誕生地であるとともに、主な生産地区となっている。慶陽市の周強市長は、「慶陽市政府は全力で長慶油田の探査・開発をサポートし、従来の油田の生産量を高め、新規の油田の開発を加速し、超低透過性油田の開発を推進し、長慶油田の生産規模を急速に拡張していく」と述べた。
大慶油田は現在、中国最大の油田だ。同油田の発見と開発は、立ち遅れた中国石油工業を変化させ、中国の工業発展に大きな影響をもたらした。
「人民網日本語版」2010年9月20日