また、中国国家発展改革委員会経済研究院の陳東琪副院長も同日、偶然にも同様の考えを述べた。陳東琪氏は、中国経済を四半期ごとに観察すると二番底の動きがすでに現れており、政府は株式、不動産、通貨の3大市場に注意し、二番底の出現を防ぐ必要があるとの見解を示した。
国家発展改革委員会・中国マクロ経済学会の王建副会長は、「中国経済は第4四半期まで下降傾向がより強まるだろう。中国と米国の経済に二番底が出現するのは避けられず、2013年の中国の経済成長率は約6%に低下する見通し。中国経済が低迷を脱するには都市化の加速化が必要となるが、政策決定者は都市化に力を入れていないため、今後の就業率にも影響する」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月27日