地方で先行実施
「新36条」の実施において、地方政府は部・委員会より早く、すでに意見を公布・実施している地域もある。
発改委の発表によると、浙江省と広東省は最も積極的で、地方の具体的な実施意見を審査・採択または公布している。
浙江省は7月29日、初の省レベルの産業投資基金となる、規模50億元の浙商産業投資基金を設立した。省政府の認可を得て設立した産業投資基金は浙江省で初めてとなる。
8月28日、『寧波市人民政府の民間投資の健全な発展を奨励、指導する若干意見』が実施された。
南京市『民間投資の健全な発展を奨励、指導する意見』の意見募集稿は9月19日、民間企業に公表され、総投資額2000億元超の100の重大プロジェクトが発表された。同意見募集稿は16分野、40条に分けられ、税額の減免、誘導資金の拡大、登録条件の引き下げなどの面で民間企業に対する優遇措置を打ち出した。
広東省は9月25日、『民間経済発展の促進のレベル向上についての意見』を公布し、分野の拡張、構造調整、質の向上を重点に、民間企業100社と高成長型の民間企業500社を選び、重点的に支援し、民間経済を広東経済の内因的成長を支える主な原動力とすることを提起した。