中国をみてみると、数年前に北京の交通渋滞に対する研究が行われ、さらに驚くべき数字が浮かび上がった。
北京市の1人当たりの労働生産率は1年10万元、1時間で20元になる。もし1日に200万人が車で通勤すると、1人の社会的コストを20元で計算した場合、渋滞による社会的コストは1日4000万元、それに1年300日(祝祭日の交通量低下を適当に省く)を掛けると、1年の社会的コストは実に120億元にもなる。
04年の北京市の経済総量3300億元にあてはめると、交通渋滞による損失は経済総量の3.6%にも相当する。
「人民網日本語版」2010年9月29日