日本政府の為替介入が人民元押し上げ要因に

日本政府の為替介入が人民元押し上げ要因に。 日本の通貨当局は先ごろ、欧米の足並みがまだそろっていない中で為替介入に踏み切った。これにより、世界の為替市場は短期的にバランスを崩し、世界の遊休資本の人民元への流入が加速化し、人民元は上昇し、過去最高水準を更新し続けている…

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発信時間: 2010-09-29 13:49:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国現代国際関係研究院日本所 劉軍紅研究員

日本の通貨当局は先ごろ、欧米の足並みがまだそろっていない中で為替介入に踏み切った。これにより、世界の為替市場は短期的にバランスを崩し、世界の遊休資本の人民元への流入が加速化し、人民元は上昇し、過去最高水準を更新し続けている。またその一方で、日本円の国際地位もまだ高まっていない状況だ。

日本銀行は9月15日、東京、ロンドン、ニューヨークで相次いで2兆円規模のドル買いの為替介入に踏み切り、同日の為替レートは1ドル82.87円から85円台に下落し、今年3月の水準まで戻った。日本の為替介入は6年半ぶりとなる。規模に関して、日銀が1営業日で2兆円を拠出するのは前代未聞と言え、また東京、ロンドン、ニューヨークの3大主要市場での実施も珍しい。日本の為替介入後、欧州委員会は反対を表明し、ブラジル財務相は市場原理に反すると真っ向から批判した。ここから、日本の単独介入は「通貨の単独主義」を十分に構成できることがわかる。

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