「法制日報」が伝えたある統計によると、今年上半期に国家質量監督検験検疫総局(質検総局)が実施した自動車のリコールは61回に上り、リコール台数は58万5千台に達した。政府の職能部門がこれらのリコール発動を促進する役割を果たした。この58万5千台のうち、質検総局の欠陥調査を受けて企業が自主的に回収した車両は32万2千台で、リコール総数の55%を占めた。過去半年間はほぼ毎週、自動車のリコールが発動され、ほとんどの週で1-2件以上のリコールがあった。
今年9月には欠陥車のリコールが集中的に行われた。10日にフェラーリ・マセラティ汽車国際貿易(上海)有限公司の2010年バージョン「フェラーリ458イタリア」の輸入車の一部に対するリコールが行われ、18日には長安フォードマツダ汽車有限公司が「蒙迪欧-致勝」約1万4千台と「S-MAX」約2600台をリコールすると発表した。この月には6日から17日までのわずか11日間に、6メーカー10車種のリコールが発動された。
「人民網日本語版」2010年9月30日