西蔵(チベット)自治区交通庁によると、「十一・五(第11次五カ年計画、2005~2010年)」期間中、チベットでは道路建設に大量の資金が投入されたため、道路輸送条件が明かに改善されたことがわかった。
「国民経済及び社会発展の第11期五カ年計画綱要」は2006年から実施されている。この五年間、チベット自治区の道路建設に対し、国からの資金投入が260億元(日本円ではおよそ3250億円)に達した。
ここ5年間、チベットの道路の総延長はおよそ2万キロメートル増加した。交通条件が改善されたと共に、区域内の「道路輸送経済」も活発となった。現在、チベットでは個人用の自動車は5年前に比べて、13万台余り増加し、旅客ターミナルが5つ新しく建設され、チベット経済の発展に良好な基礎が打ち固められた。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年10月6日