統計によると、中国サービス業の生産額は08年、12兆元を超えた。サービス業の増加値は毎年約10%前後のスピードで急増している。しかし、世界のサービス業の発展レベルと比べると、中国のサービス業は絶対量の規模や、サービス業増加値がGDPに占める割合などにおいて比較的立ち遅れている。国内のサービス業がGDPに占める割合はここ数年、40%前後を維持している。ちなみに先進国ではこの割合が70%以上、世界平均は60%となっている。
しかし、中国のサービス業がまだ大きな発展の余地を持っていることは明らかだ。中国のサービス業発展は良好な成長の勢いを保っている。国が発表したサービス業発展加速に関する若干の意見では、▽2020年までにサービス業の増加値がGDPに占める割合が50%以上となるよう目指すこと▽金融、情報サービスなど、現代サービス業の発展に力を入れること??などが提起された。
「人民網日本語版」2010年10月9日