オートメーションとロボット技術の専門家である王天然氏(中国工程院院士)はこのほどインタビューに答え、中国の製造業における対外技術依存度は高く、現段階で約50%に達していると答えた。人民網が14日に伝えた。
王氏によると、中国の製造業の分野は多岐にわたり、一部の業界(宇宙分野など)では設備の知能化レベルがとても高いが、一部の業界ではまだ主に手作業に頼っており、さらに一部の業界では設備は進んでいるものの主な部品は輸入に依存しているといった状態だ。全体的に見ると、中国製造業の知能化レベルはまだ発展過程にあり、先進国に比べると比較的立ち遅れている。
王氏はまた、「中国製造業の対外技術依存度は依然として高く、約50%に上る。ちなみに先進国の依存度は一般的に10%以下だ。2020年までに、中国の対外依存度は20ポイント低下させることができる見込みだ。発展プロセスにはいくつかの問題があるかもしれないが、対外依存度を30%とするという目標は、努力すれば実現できるだろう」としている。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年10月15日