(10)国際投資の試練。中国の対外投資が今後5年間で少しでも成長し、「第12次五カ年計画」期間の中国経済の安定成長に貢献できるかが一つの見所だ。これは3つの面が含まれる。1つ目は、国内の過剰生産能力をいかに外に移転するか。2つ目は、外部資源と市場の有効利用にいかに参加するか。3つ目は、大市場において、いかに発言権のある参加者という役割を勝ち取るか。これらの試練が今後5年間で出現してくるだろう。
以上のように、「第12次五カ年計画」期間中に中国経済が直面する試練は簡単なものではない。しかし、我々が改革開放を深め、経済発展方式の転換を加速すれば、これらの問題を効果的に緩和し、中国経済の長期的で安定した、比較的速い発展と社会の協調・安定を促進できるだろう。
「人民網日本語版」2010年10月19日