中国の自動車大国としての地位が一層確固としたものになった。公安部交通管理局がこのほど発表したデータ(ナンバープレート数に基づいて算出)によると、中国の車両保有台数は1億9900万台で、うち自動車は約8500万台に達したという。また毎年の車両増加台数は約2千万台に上るという。この8500万台という数字から、中国の自動車保有台数がすでに約7500万台の日本を抜き、約2億5千万台の米国に次ぐ世界2位となり、中国は世界で2番目の自動車保有大国になった、ということがわかる。「広州日報」が伝えた。
中国の自動車オーナーは初めて車を買ったという人が多く、これはつまり自動車保有台数が純粋に増加するということを意味する。また米日などの先進国のオーナーは新車を買うと同時にそれまで乗っていた車を廃車にすることが多いため、自動車保有台数は増加せず、減少することさえある。こうしたわけで中国は易々と飛躍を遂げた。