中国の輸入の伸びがグローバル経済復興を牽引

中国の輸入の伸びがグローバル経済復興を牽引。

タグ: 中国 輸入 経済

発信時間: 2010-10-28 17:58:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

税関総署によると、国際金融危機の発生後、中国は内需拡大に向けた効果的な措置を実施し、中国市場の需要が拡大し、これにより周辺諸国の経済やグローバル経済の復興が大幅に牽引された。特に今年は、中国が市場開拓、構造調整、バランス促進、積極的な輸入拡大に力を入れたため、巨大な中国市場が各方面から高く評価された。

税関の分析によると、中国経済が他国に先駆けて復興したことにより、国際市場で原油や鉄鉱砂などの大口製品の価格が急速に回復し、今年第1-3四半期(1-9月)には中国の初級製品輸入価格の累計上昇幅が37%に達した。物価上昇要因を除いた、1-9月の輸入物量の前年同期比実質増加率は23.8%に達して、他の主要経済体の輸入の伸びを大きく上回り、各主要経済体では対中輸出への依存度が一層高まっている。

ある統計によると、今年1-8月、日本の対中輸出は前年同期比43.2%増加し、同期の日本の輸出全体の増加率を2.6ポイント上回った。中国は日本の最大の輸出市場という地位を一層確かなものにし、日本の輸出総額に占める割合が前年同期の18.8%から19.1%に増加した。米国の対中輸出は同35.6%増加し、同期の米国の輸出全体の増加率を13ポイント上回った。欧州連合(EU)経済の「牽引車」とされるドイツは、今年1-7月の対中輸出が同48.5%増加し、同期のドイツの輸出全体の増加率を3倍以上も上回った。

今年第1-3四半期に、中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)間の輸出入額は2113億1千万ドルに達して、同43.7%増加し、同期の中国の対外貿易全体の増加率を5.8ポイント上回った。中国・ASEAN自由貿易圏が完成して、中国の強大な内需市場が、ASEANの主要加盟国の輸出拡大における重要な牽引力となった。

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