多くの中国企業、海外M&A計画を継続

多くの中国企業、海外M&A計画を継続。

タグ: 中国 企業 投資 M&A

発信時間: 2010-10-28 18:12:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 世界金融危機は、中国企業の海外進出の妨げにはならなかった。中国は2009年、世界第5位の対外投資大国に躍進、対外投資総額は565億ドルに達した。監査、税務、アドバイザリーサービスを提供するKPMGがこのほど発表した「夢は世界へ:中国企業の対外投資、現状と再考」と題する報告書によると、対外投資計画を今後継続する予定のない大企業はわずか4%にとどまる一方、小企業の84%以上が対外投資を強化する計画という。また、中国企業による海外投資は、M&A(買収合併)が引き続き主要な手段となっている。「国際金融報」が伝えた。

 中国企業も外国企業と同様、「明確な戦略決定が海外投資において極めて重要」と認識している。60%の企業が「明確な海外投資戦略と目標を定めていない」ことは、企業が海外投資を行う上で最も深刻な過ちとなると答えた。

 報告では、48%の企業が、「多数の株式を買収する可能性がある」、43%が「海外合弁会社の株式を買収し、持株率を高める」と答えた。しかし、ここ1年間、一部の大型プロジェクトが投資先で大きな抵抗に遭ったことで、少数の株式買収や新規事業を起こすグリーンフィールド投資も新たなすう勢になりつつある。

 「人民網日本語版」2010年10月28日

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