中国商務部商業貿易司の王選慶司長は5日、南京で開かれた第12回中国小売りチェーン業界会議で、第12次五カ年計画(2011-2015年)期間中、中国の都市化率は50%を超え、80年代生まれ、90年代生まれ、シルバー世代(高齢者)が新たな消費層として急成長する、との見通しを明らかにした。中国紙、国際金融報が伝えた。
王司長によると、80年以降に生まれた人口は総人口の31.4%(約4億2千万人)。2009年の高齢者(65歳以上)人口は総人口の8.5%(約1億1300万人)で、2015年にはこの割合が10%に達する見込み。この2つの消費層が第12次五カ年計画期間中、急速に伸びるとみられる。
「人民網日本語版」2010年11月8日